【レビュー】リリアとトレイズ1〜6 著:時雨沢恵一
読破しました。リリアとトレイズ通称リリトレ。
今更?って感じなのかもしれませんが、そもそも時雨沢さんの作品にハマったのが社会人になってからなので許してください笑
とても有名なキノの旅から始まった彼の作品の読書。
前作のアリソンもとても面白かったので追々何か書きたいなーと思っているんですが、直近読み終わったリリトレのことから書こうと思いました。
いきなり!?えっ…ちょっとって感じ
彼のあとが…き……?のポリシーでしょうかわかりませんが、それに倣ってあまり本編ネタバレしないようにレビューをするつもりではいますが、これだけはちょっと言いたい。
いきなりですか。まじですか。
ビビるんですけど。え…マジですか…?
そんな始め方するんかいって感じでした笑
前作のアリソンがとても面白くて好きだなーと感じていたので余計にそう思いました。
邪な考えがあって、「嫌…そんなわけがない。何か裏があるな」とは思ってしまいましたが。
それでも衝撃的な始まり方でした笑
ピュアな気持ちにさせてくれる、男の子と女の子が出てきます
作品がリリアとトレイズって名前なので、これくらいは言っても大丈夫でしょうか。
主人公の二人がとてもピュアで素敵なキャラクターです。
時雨沢さんの書くキャラクターはどれも魅力的で、可愛いなーとか、焦れったい!!なんて感情がよく出てきます。
それだけ感情を込めて読み込めるお話なのも、やっぱりキャラクターが魅力的に描かれているからではないでしょうか。
さて、このシリーズのお話は基本的に、そんな魅力的な二人の主人公が、トラブルに巻き込まれつつもお互いについて理解を深め、成長していく様な感じのお話です。
これだけ書くとありふれた設定なのかもしれませんが、お話1つ1つがしっかりと組み立てられていて、読み進めるのがとても楽しかったです。
1度でも彼の作品を手にしてみたことがある方は、その辺りわかるのではないでしょうか。
そんな感じで二人を中心に話が進んでいくのですが、読み進めるにつれ色んな感情が湧いて出てくるからか、とてもピュアな気持ちになれました。
そしてそんな気持ちで読むからこそ、とても面白い作品として読めたと思っています。
モブがモブモブしていない
さっきのキャラクターが魅力的っていうのにかぶるかもしれませんが、モブキャラがモブモブしていないんですよね。
これってとても凄いことだと思います。1つ1つのキャラクターに愛情があるというか。
あれですからね。
このシリーズ全巻通して、あとがきを書いているのは時雨沢氏とモブキャラですからね。
二人の対話みたいな。どないやねん。
どのキャラクターもしっかり書かれすぎてて、どれがフラグなのかわからないって事もありますね。
わかってしまうようだとダメなのかもしれませんが笑
時雨沢氏の本を読むときは、そんな事を考えるのも楽しかったりします。
アリソンシリーズのキャラクターもちゃんと出てきます
リリトレはアリソンシリーズの続編であるとしっかりと謳っているので、アリソンシリーズキャラクターもちゃんと出てきています。
アリソン可愛いよアリソン。
なのでわかっては居てもやっぱり嬉しいですよね。
リリトレでもアリソンはやっぱり可愛かった。
ベネディクト少佐も好きだよ。ちゃんと。
リリアとトレイズの二人に加え、そんなアリソンシリーズのキャラクターとの絡みも描かれていて、アリソンシリーズからのファンの心もしっかりと掴んでいます。
素晴らしい。
時雨沢ファン、アリソンファンの方はご紹介しなくても読んでいるんでしょうね笑
それでも読んで面白かった!という事を残しておきたいのでブログにしちゃいました。
これからも面白い本とかは書いていきたいなーと思います。
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